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Agriculture / アグロフォレストリー


キツイの年間降水量600mlは
とうもろこしのできる限界値です。
しかも傾斜地が多く
木々の減少が土壌流失を引き起こしています。
このような地域では植林と農業を合致させた
アグロフォレストリーの試みに 期待がかかります。


雨の後の傾斜地。表土が草とともに流れ去り、むき出しになった斜面。

植林に使われた樹木の一種。成長が早く、成育後は貴重な収入源になる。
植林するにも、降水量の少なさが大きな障害になります。雨水を最大限利用するために土地の高低差を計る事から始めました。バケツとホースを使った簡単な装置で水の流れを観察し、等高線をひいていきます。少しでも低い位置に苗を植えれば、雨が降った場合、水が苗の根に浸透しやすくなります。
 
 
                                                                   
   

等高線を計り、適切な場所に苗を植える指導をする日本人の農業専門家。

     

苗の横のプラスチック容器の底にはごく小さい穴が開いている。雨水や乾季には水を少量ずつ根に注ぐ仕組みである。
   

苗は動物に食べられないように、丈夫な囲いで守られている。
 
               
                           
     
住民のほとんどが農民であるため、農業研修は常に活気に溢れていました。有機農業に欠かせない堆肥づくりや、農薬を使わずに雑草を取り除く実地トレーニングは、グループごとに継続して何度も行われています。
         
                           
                                     
   
植林した同じ土地で作物を作ります。雑草を抜けば、作物のための水や栄養が雑草にとられることがなく、木をも潤す事になります。日陰や木の根による保水力は野菜栽培に良い影響を与えます。相互によく影響しあうアグロフォレストリ−の実際の様子を観察する事は農民のやる気を刺激します。 木が育つまでは長い時間が必要ですが、農業と一緒に行う事で、農民が森を育てる事が可能になります。
     
                                     
農民にとってアグロフォレストリーはもっとも関心の高いプログラムです。その関心を意欲に結びつけ、取り組みの成果を生み出すためには、グループごとのトレーニングや個別のサポートも必要です。現地ICA職員による細やかなフォローアップが可能な事が、プロジェクトの活動をより有効的なものに導いています。今回のプロジェクトで提供されたシャベルを持つ農民たちの笑顔が未来への希望で輝いていました。
             
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