キツイの水不足を解消し
衛生上問題のない水を供給するために
地下水脈への約150mの掘削が必要でした。
2年間で深井戸を10基建設。
JICAとの共同事業だったからこそ成し得た
大掛かりなプロジェクトです。

 

 

Mlikuの井戸用ポンプが砂詰まりを起こし、揚水効率が悪くなっていた。管を掃除してポンプを設置し直すことにより、泥を含まない清潔な水(このページ内の上の写真)を得、稼動効率も良くなった。

3年目の活動では、井戸用ポンプの操作の習熟、水供給地域の拡大、参加者に対する継続的な技術向上と能力向上研修の実施を通して、事業の持続性を高めている。

湿式エアフィルターの掃除の仕方を、深井戸管理研修セミナーで勉強する参加者(6月)。

深井戸管理研修セミナーには、女性の参加者が2名いた。パイプ接続のための工具の使い方を学んでいる所である。



チームワークは作業の効率を格段に良くし、またコミュニティーの存在意義を高め、協力の気持ちを育てる。

Masone氏とKyambusya地区の人がパイプの拡張のための溝作りに当たり、測量士が指示した所に印を付けている。

 

Kathungiにある2.1kmもの溝づくりのほとんどが、ほとんどを地域住民によって行われた。溝をまっすぐにするために、彼らはサイザル麻のロープを使った。

 

ICAキツイは女性や子どもの水汲み労働(昔から彼らの仕事だった)を軽減させるために活動している。安全かつ最新の技術を用い、水供給システムを普及させるために、総合参加型研修を続けている。

9月には、Kalundu川は干上がっていた。村人は10kmも歩き、そこを1m程掘って水を確保しなければならなかった。

我々は、ソーラーポンプとソーラーパネルをのデモンストレーションを見るために、ナイロビのDavis and Shirtliff Co. を訪ねた。ソーラーシステムは清掃以外の維持費を必要とせず、20lの水を2ケニアシリング(約3円)で販売することができる。

8月に行った水組合のミーティングには、10ケ所の深井戸設置地区の委員が出席し、会計管理の改善と会計の透明性や、住民に対する情報の公開について話し合った。

システムの普及のために、Kathungiでの20tの貯水タンクの基礎工事には、地元の職人を雇った。

貯水タンクのタワーは、コンクリートで固める前には鉄筋とティンバー材で組み立てられた。

3週間後の、コンクリートが落ち着いて強度が増した頃に、ティンバー材の添え木を外し、20tの貯水力のあるタンクをタワーの上に置いた。

第3期(3年目)には、水利用事業の持続的普及と貯水タンクの管理のために、深井戸委員会の選挙を行った。

委員は推薦制で、誰かが適任者を推薦し、その意見に賛成の人は推薦者の後に並んで列を作る。列の人数によって当選者を決めた。深井戸のある10ケ所から委員を選び、その中には会計担当の女性も含まれている。


平行に並んだソーラーポンプは水を汲み上げる動力となり、パネルは40X120cmのものを使った。ソーラーパネルは最大熱量が75wである。


ソーラーパネルは、深井戸タンクの上にコンクリートで設置したため、見えにくい。子ども達はパネルの近くで遊ばないようにと言われているので、ソーラーパネルがいたずらされることはない。


障害を持っているFredは、深井戸10地域の中で最も正確な帳簿付けをする。彼は12月に5日間の予定で開かれた水利用研修への参加を強く希望し、ICAが行き帰りを補助することで参加が可能になった。

効果的な技術や正確な設備を導入しても、地域住民による研修への参加がなければ持続性は不可能だ。


子どもと一緒に研修に参加する女性。

深井戸委員会のメンバーには、パイプラインの点検や燃料の購入、集金等を行うための自転車が配付された。彼らは普段から自転車の管理をきちんとし、委員の任期終了時には自転車を壊すことなく返却しなければならない。自転車配付は、委員のモラルの向上にもなる。

 

 

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