ナイジェリア連邦共和国

 ラゴス職業訓練学校施設改善計画

プロジェクト地
  本プロジェクトの実施地であるラゴス市は、面積2,750平方キロメートル、ナイジェリアの人口の10%、1,200万人が住むといわれています。ナイジェリア最大の港町で南岸にある港湾施設からは、国の貨物の80%が輸出入されています。市の北部の国際空港周辺の工場地帯では国の工業製品の50%が製造されています。人口増加率は年間4%に達し、大半は農村地方からの流入と言われています。人口密度、失業率ともにナイジェリアで最も高い数字となっています。特に若年層の失業が多く、交通渋滞する道路で目にする物売りが象徴的です。



 

プロジェクトの目的
 ナイジェリアの小学校は義務教育であり、6歳での小学校への新入学児童は毎年300万人以上(就学率72%、1990年)で校舎も不足しています。 2004年から、国の中部3州で、日本の無償資金による小学校(60校)の建設が始まったのは、新聞にも掲載され感謝されています。義務教育を終えて、中学、高校、大学に進むにつれて、学生数は大きく減少して大学卒業者は、およそ1万人となっています。
 ナイジェリアには、職業訓練を目的とした公立学校は、高校卒業で進学するPOLITECHNICS、あるいはMONOTECHNICS(日本の専門学校に相当する)がありますが、全国に78校と、毎年1万人強が卒業してゆくに過ぎません。私立の職業訓練学校はいくつかありますが、技術系のものは最近出来たコンピューター関係のものしかありません。したがって、ナイジェリアでは、若年層に対する職業訓練の機会が、極端に少ないのが現状です。
 本プロジェクトの現地パートナーであるミレニアム ビレッジ センターは、この若年層の職業訓練を目的として、2002年に、ナイジェリアのNGOであるOrganization For Research Of World Peaceによって設立された職業訓練学校です。当初2002年は、2教室:事務室棟(330平方m)と1実習室棟(276平方m)が建設され、秋に開校しました。現在、 学習時間が平均週10時間と少なく、これを週20時間(毎日4時間)程度にする必要があるので、現在1室しかない教室を増やして、生徒全員(120名)が各自の机を持つことが出来る‘教室棟’の建設を計画しました。2教室を増設することにより、現在のパソコン科の生徒48名を96名に拡大することが出来ます。また、現地側から学内の各種催しを行うマルチパーパス ホールと給水施設の改善も要望されていましたので、日本人専門家がこれらの計画立案や設計を行い、図面の書き方などを教えました。

 


具体的建設計画内容
教室棟: 5教室、1教員室、1図書室および手洗所のある2階建 378平方m
ホール棟: マルチパーパスホール、事務室、倉庫および手洗所 375平方m
構内給水設備:高架水槽、50m井戸および給水ポンプ

 

今後の課題
 この建設計画を基に、2005年に内外各方面から寄付を募り、建築施設を2006年に完成させる予定です。同時に、実習用設備・機材も必要なのでリストを作り、各方面からの援助を募ります。

 

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