| 首都リマから約南東150kmの所に事業対象村があります。パウジョ村を除く残り全ての6ヶ村は、アジア谷を流れるオマス川に沿って点在し、谷間に農地を作って生計を立てていますが、その川には数年に1度しか水が流れず、普段は山奥から引いてきている細い水路により農業用水を得ています。しかし、それは土を掘って溝を作ってある簡素な水路で、かなりの水量が地面に吸収されており、広大な土地が有効利用されずに荒れ地となっています。1年のうち、12月から3月までしか雨が降らず、またその降水量も10mmと極端に少ない事業対象地において、水の確保は環境保全の上においても重要なファクターとなっています。
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| 対象地域の貧困層は人口の70%にあたり、わずかな果物や野菜の販売、鶏、ギニーピッグ(別名:テンジクネズミ)、ヤギ、牛等の家畜が彼らの家計を支えていますが、年収は300米ドルに過ぎません。数多くの子供たちが栄養失調で、親は彼らに満足な教育も受けさせることが出来ないでいます。また、飲料水が汚染されているため、寄生虫に犯されている住民も少なくありません。そのような生活に見切りをつけた多くの若者は、都市に移住していきます。
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| 畜産に関して言えば、大概の牛は1日に約20リットルのミルクを出しますが、村で飼われている牛は4〜6リットルしか出さない等、家畜飼育についての情報や専門的知識、技術が浅いため、生産量が劣り、品質的に満足な商品が出来ず、市場での販売競争力は全く無いなどの問題を抱えています。
そこで、この事業ではトレーニングを通して、住民の家畜飼育や農業に関しての知識を深め、収入向上をはかり、また、それと伴い、環境保護についての問題意識を高めます。
プロジェクトの概要は、以下の通りです。
- 枯渇している天然資源を再生するため、植林をして環境保全を推進する。
- 灌漑用水路と揚水風車を修復して、農業用水の確保をする。
- バイオダイジェスターを作り、家庭燃料パイロットプロジェクトを行う。
- 果樹栽培法の改善と、家畜飼育についてのトレーニングを行い、貧困なインディオの人々の収入向上を図り、化学肥料で疲弊した土壌の回復と、村人の環境に対する意識変革、そして貧困による村離れの習慣を変える。
- コンポスト・トイレを作り、生活環境を改善する。
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| カネテ州
地図はこちらの
14年度レポートを御覧下さい。
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ウキラ村(人口150人)
主な農産物:びわ、さつまいも、 もも
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クイスク村(人口100人)
主な農産物:びわ、アボガド、もも
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主な活動
植林 |

パウジョ村(人口150人)
主な農産物:びわ、ぶどう、
とうもろこし |

コアイジョ村(人口250人)
主な農産物:びわ、りんご、
さつまいも |

ラジェセラ村(人口75人)
主な農産物:びわ、梨、さつまいも |
主な活動 植林
育苗 |
主な活動 植林 |
主な活動 植林
揚水風車 |
| ヤユヨス州
地図はこちらの
14年度レポートを御覧下さい。 |
オマス村(人口300人)
主な農産物:とうもろこし、りんご、アボガド |
エスクイナ村(人口100人)
主な農産物:とうもろこし、りんご |
主な活動 植林
灌漑 家畜農場建設
コンポスト・トイレ |
主な活動 植林
灌漑 |