ICA がペルーでの事業をどのような手法で
取り組んでいるかについてお話します。

● コチャマルカ地区のプロジェクトはどのように始まったのでしょう?

 今回のプロジェクト地では以前、ICAペルーと繋がりのあるペルー政府農業調査機関の動物専門家(1名)がギニーピッグの飼育トレーニングを行っていましたが、あまりの貧困度合いの高さに見かね、ICAペルーに協力を求めました。現状を改善したいという意志は住民の間で見られましたが、これを現実化するためには外部からの刺激が必要でした。そこで、ICAペルーの持つ豊かな経験と知識を用いて、住民の意識を高め、プロジェクトを実施するとともに、問題点を克服する能力を身につけてもらいました。

● ICAの開発に特徴的なことは?

 ICA では人を育てる事に最大の注意を払っています。どんなプロジェクトも、まずに初めに草の根レベルの人々にリーダーシップ研修を行います。一人ひとりがリーダーとしての自覚を持つようになるリーダー研修は、ICA独自の手法による参加型ワークショップで行われています。リーダーとしての自覚は活動に対する当事者意識を育てます。それがなければ、いわゆる援助慣れが起こり、プロジェクトはその場限りで終ることになりかねません。 住民が力をつけ、政府と直接パートナーシップを結べるようになれば、地元の人々に本当に必要で適切なリソース(人・モノ・金・エネルギーなど)が提供されるはずです。そのお手伝いをすることがICAの仕事といっても過言ではありません。