ジャパン・プラットフォーム
ジャワ島地震被災者支援(緊急支援)

ジャワ島中部地震対策災害支援事業

事業対象地
バントゥール県(2か村:Sumberagung, Seloharjo)
スリマン県(2か村:Margoluwih, Sumberharjo)
クラテン県(10か村:Kotesan, Sumyang, Ngandong, Gesikan,
Brangkal, Talang, Tirtomarto, Troketon, Kajen, Kwarasan)

裨益者:約2,080人

実施期間:2006年8月26日〜10月31日

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この事業は地震被災地の農民に対し、ニーズに沿った農具や有機肥料、精米機などの物品を提供、
かつ環境に配慮した農業技術、効率の良い運営手法を学んでもらい、
現地の主要産業である稲作農業の早期復興による自立を促すことを目的として実施しました


〜事業地被災状況

バントゥール県、クラテン県の被災状況。クラテン県では約3万戸以上が倒壊し、バントゥール県では約2万9千戸以上が倒壊した。

 

〜農具の配布〜

地元業者に注文しておいた210本の鍬が事務所に運び込まれた。
事業対象14か村にそれぞれ15本ずつ配られた。

精米後の米を入れるための袋。各村100枚ずつ受け取る。

Kwarasan村での農具の配給の様子。3日間掛けて、14か村に配給した。

事務所に届けられた1400kg分の稲の種子。1か村につき、100kg供与される。
有機農業を促進させるため、ローカル種が配られた。

Gesikan村での種子の配給の様子。

Talang村での種子の配給の様子。
事務所に運び込まれた乾燥シート。280枚分ある(各村20枚)。
シートの上に稲を寝かして、乾燥させるのに用いる。
Sumyang村での乾燥シート配給の様子。

 

〜精米機の配布〜

Troketon村に届けられた精米機。精米機は農民組織が管理し、
メンテナンス費用も賄う。
今まで中間業者に売っていた米を直接、消費者に販売することにより、
収入向上が可能になり、住民自身による復興が促される。
Sumber Harjo村に届けられた移動型精米機。一日あたり、
1500kgの稲から1000kgの米を精白する。

Tirtomarto村の精米機小屋。村人が寄付を持ち寄り、建設したもの。

Talang村に届けられた設置型精米機。一日あたり、
3000kgの稲から2000kgの米を精白する。
300kgまで計れる台秤が設置型精米機を選んだ9か村に配給された。
Kajen村に配給された台秤。

 

〜堆肥(有機肥料の原料)の配布〜

Sumyang村に運び込まれた牛の堆肥。
このあと、野菜くずや落ち葉等と混ぜ合わせて、有機肥料にする。
Ngangdong村に運び込まれたコンポスト。
奥にある落ち葉と混ぜ合わせ、有機肥料にする。

 

〜バントゥール県/クラテン県復興計画ワークショップ〜

当協会の理事長が現地に赴き、復興計画ワークショップを行った。
このワークショップでは、村が直面する問題と将来計画、
実践行動について、話し合った。
クラテン県では18名が参加。バントゥール県では、24名が参加した。


当事業の現地責任者も参加し、趣旨を噛み砕いて参加者に説明しているところである。
村の将来計画について、活発な意見が交わされている。
村の未来像(ビジョン)として、持続可能な農業の実践、
農民の福祉向上などが挙げられた。
また、村が抱える根本問題として、
化学肥料や殺虫剤に頼る農業などが指摘された。
このビジョンを達成するには、地道な有機農業の普及作業が必要になる。
現地ファシリテーターが率先してグループ内の会話を導く。

 

〜持続可能な農業トレーニング〜

Ngangdong村でのセミナーの様子。女性も多数出席した。
このトレーニングで参加者は、持続可能な農業についての基礎知識や、
有機肥料と忌避剤の作り方、食料管理と販売方法などを学んだ。
Kotesan村で講義を行う現地スタッフ。

 

〜持続可能な農業実地トレーニング〜

Sumyang村での様子。
米のとぎ汁と発酵を促進する食材を混ぜ合わせた液体を
コンポストにかけ、有機肥料にする。
Ngangdong村での実地トレーニングの様子。
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