干ばつによる緊急食料支援

カジアド県イシニア郡

2006年5月〜9月


約3 年前から続く干ばつで、ケニアの南部と北部は深刻な被害にあっています。ICAジャパンは、JICAの支援を受け、今年の5月からマサイ族に対するキャパシティー・ビルディング・トレーニングを実施できるよう現地とのコーディネーションを続けていました。そんな中、住民の中から「毎日の食事もないのに、トレーニングなんていうものに参加できないよ」との声が出てきました。ICAジャパンは急遽、食料支援をTUCと共に実施し、トレーニング参加への理解を得ることができました。

 

マサイ族は、とても優しく勇敢。世界でも有名なアフリカの民族です。コミュニティーの結束も固く簡単に外部者を村に入れるということはしません。そんなマサイ族は、今まで自然、動物、人との絶妙なバランスを保ちながら生活してきましたが、世界の環境変化、異常気象は、そんな彼らの生活に大きな影響を与えてしまいました。

 

緊急食料支援を実施したのは、ICAがキャパシティー・ビルディング・トレーニングを実施する予定の12ケ村。

 

現地の業者の協力を得て、3台のピックアップ・トラックで食料を12ケ村に配給しました。

 

配給したのは5点。事前に調査し、必要とされているアイテムを配給しました。それらは、トウモロコシの粉、マメ、塩、粉ミルク、植物油の5点です。

 

イシニアの住民、約8000人に食料を配給することに成功。ICAが実施するキャパシティー・ビルディング・トレーニングに参加したいと申し出る人が出てきたのもこの頃からです。

 

ICAとマサイ族のコラボレーションで実施するプロジェクトは始まったばかり。マサイ族のすばらしい文化、人間を尊重する心、社会を大事にしてきた彼らが、トレーニング後にどのようなアイディアで自分たちの地域を発展させていくのか楽しみです。

今回、緊急食料支援の一部を支援してくださった東京ユニオン教会への感謝状がイシニア副知事から届きました。

 

本当にありがとうございました!

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