設立目的


 21世紀に突入し、情報が簡単に手に入るようになったことで、地球規模の問題が明らかになってきました。途上国では人口増加、貧困、環境破壊、教育、HIV/AIDS、自然災害、地域紛争,気候変動など、国境を越え、複雑な問題が絡み合って発生しています。グローバルな問題を解決するには一つの分野だけを取り上げても効果はなく、より総合的な観点に立って、世界全体が共通の課題に取り組む必要があります。また政府、企業、一般市民が連携して問題解決に当たることが不可欠となっています。このパートナーシップによって、技術、資金、権限、知識、情報,相互協力が進み、敏速な対処が可能になるからです。

 国連の「ミレニアム開発目標でも、世界が取り組む共通課題として、貧困削減、初等教育の普及、保健の改善、環境保全、感染症の防止などがあげられました。開発で最も影響を受けるのが、弱者と呼ばれる少数民族、森林や野生動物などです。

 ICAは特に途上国でプロジェクトを推進し、経済の自立、社会の安定、人間の可能性を引きだす創造的なプロジェクトを推進し、そこに住む人々の積極的な参加を促す政策や活動を実施していきます。それにより誰もが生きる権利を持ち、互いに連帯し、より高いレベルでの目的意識を共有することができるようになるからです。

 そのため独自に開発した ICAセミナー「地域開発セミナー」や「ファシリテションコース」を通して、対話や合意形成による問題解決方法を提供しています。 人間として自然と共に生きる環境をつくり,独自性の高い地域づくりが実現し,創造的な人づくりの継承を願っています。