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被災者の短期的な食料確保のための農業支援(ミンドロプロジェクト)

フィリピン、ミンドロでのプロジェクトが始まって、1ヶ月がすぎました。すでに、ミンドロ島の14カ所で種の配布が終わりましたが、肥料や果樹の苗木などの配布が今後も続きます。

今回、ミンドロ島ではすでに様々なマギャン族の集落を訪ねました。マギャン族の多くは、外国人に触れ合う機会は殆どありません。そのため、日本人がそのような集落を訪れると、皆さん一応に警戒します。というのも、ミンドロ島のマギャン族が住む山間部は天然鉱石が豊かなため、しばしばそのような資源を求めて、多くの企業が訪れるそうです。今回も「日本人が来た=資源を求めた人がきた」と、多くのマギャン族の人々が思ってしまうそうです。そのため、私たちも今回の支援について、ゆっくりと時間をかけて説明しました。また、ローカルコーディネーター達は、集落に数日間寝泊まりして交流を深め、マギャン族の人々の誤解を解いていきました。

ICAは、被災した人々が早く元の生活を取り戻せるよう、5月の事業終了まで活動を続けていきます。もうすでに、配布された種からは、小さな芽が育ちはじめました。配布された種が野菜として収穫され、被災者の皆さんの食卓に上るのももうすぐです。

 

塚本真喜 2014年4月2日 フィリピン・ミンドロ島