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コートジボワールプロジェクト〜土壌分析研修➁〜

2日目午後からは、日本では、お馴染みの発酵技術の実習です。米ヌカに地元の竹林で採取した土や、鶏糞を混ぜて、菌体(種菌)をつくります。日本で有機農業技術研修を行う時にも、まず、最初に覚えてもらうのが、この菌体づくりです。水分調整が、ポイントなので、参加者には、手で握ってもらって、確認してもらいました。この日は、パソコンと施肥設計ソフトを利用して、施肥設計の学習も行いました。ただし、参加者にとって、パソコン自体の操作に、かなり苦戦しており、思ったように講義が進まず苦労しました。

 

合同研修最終日、この日は、まず、昨日仕込んだ菌体(種菌)の確認から始まりました。発酵温度は、約50℃。温度と、少し甘い臭いのする発酵臭を参加者に確認してもらいました。皆さん、興味津々で菌体を確認していました。

 

この他、有機肥料と化成肥料の特徴や、肥料効果、価格の違い、草木灰の利用方法、混植による葉物野菜のつくり方、養鶏による再投資の方法等を説明・紹介し、研修会を終えました。

 終了後は、参加者全員に修了証がICA JAPANのウェイン副理事長から授与されました。皆、修了証を手にうれしそうでした。帰り際、地元農業省の方から「とても良い研修会」だったと声をかけられ、私もほっと一息つきました。

 

  2015年6月21日 

礒田 有治(ICA Japan土壌分析専門家/(有)千葉自然学研究所) 

米ヌカや、地元で採取した竹林の土、鶏糞等を原料に、菌体(種菌)づくりの実習(合同研修会で)
米ヌカや、地元で採取した竹林の土、鶏糞等を原料に、菌体(種菌)づくりの実習(合同研修会で)
研修修了証を手に喜ぶ参加者達(合同研修会で)
研修修了証を手に喜ぶ参加者達(合同研修会で)