干ばつ地域での飲料水確保のための井戸再生事業

支援団体 TOTO株式会社水環境基金
事業期間 2018年4月-現在
実施場所 インド共和国 マディヤ・プラデーシュ州ジャブア郡3村

事業地では、近年の気候変動の影響から降雨量が極端に減ったため、地下水量は減少し、多くの古井戸が使用できなくなっています。

村内で大半の井戸が利用できなくなったため、女性や子供は遠方への水汲みを強いられています。

しかし、このような状況でもインド政府は、住民の大半が指定部族(カースト制度外に位置付けられた差別対象者)であるという地域性から、特に水問題への対策をとってはいません。

水が安定的に村内で供給されるようになれば、労働量の軽減や衛生面での改善等が期待できます。

また、水はライフラインに一つであることから、早急に改善する必要があります。

 

2018年度6基の古井戸を再生し、約800人への通年での水の供給が可能になりました。

また、コミュニティが再生した井戸を永続的に利用していけるよう、維持管理研修を4回実施したことから、住民自らが井戸を維持管理できる体制が整いました。

 

水は命に関わる重要なものです。

井戸の再生により、女性や子供の労働が軽減され、水が近くにあるという安心感から住民からは精神的なストレスも軽減しました。そのため、2019年度も本活動を継続し、6基の古井戸再生を行います。